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【アンテナ】 ★…復興交付金、次こそは満額回答(宮城)...

■題 名 【アンテナ】 ★…復興交付金、次こそは満額回答(宮城)
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(官庁速報)
■概要 復興交付金の第1回配分予定額が1161億円と、申請額2032億円の57%にとどまった宮城県。

道路を盛り土構造にする総延長約63キロの多重防御事業は、県と国土交通省道路局が震災直後から入念に調整を重ねて準備してきた目玉事業。

ところがふたを開けてみれば、配分額はたったの1億2100万円で、「市道1本、県道1本のわずか2本分の予算」(土木部)にすぎなかった。復興庁は「住民がいない場所に造る道路は交付金の対象外」と、ばっさり削った。

県にとって、避難路の機能も併せ持つ道路のかさ上げは、高台移転と並ぶ「災害に強いまちづくり」の柱。特に仙台平野が広がる県南部の自治体にとっては「まさに要の事業」(県幹部)であり、復興庁の決定に、「自治体の判断が尊重されない」「実態は補助金以上にがんじがらめだ」と、被災自治体の不満が爆発した。

第2回の申請では孤立集落の解消や集団移転事業に関連する箇所の道路に絞り込んで申請する方針だ。

県は、復興交付金で認められなかった分について、社会資本整備総合交付金の活用も視野に入れるが、地方負担が発生するため、あくまで本命は実質全額国庫補助の復興交付金。道路の多重防御事業にどれだけの交付金が手当てされるか注目される。
■タグ 官庁速報 復興交付金 防潮堤 防災林 多重防御事業 避難路 道路のかさ上げ 集団移転事業
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■管理番号 No.03533


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