東日本大震災復興計画情報ポータルサイト(特設サイト)

避難区域再編 田村市、川内村あす 南相馬16日

■題 名 避難区域再編 田村市、川内村あす 南相馬16日
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(河北新報、福島民友)
■概要 ■避難区域 田村、川内 あす再編 線量で3区分 南相馬は16日 住民帰還へ初 @河北新報(2012.3.31)
■避難区域再編を正式決定 @福島民友(2012.3.31)
※2紙同一記事
 政府は30日、原発事故で指定した福島県南相馬市、田村市、川内村の住民避難区域を放射線量に応じ3区域に再編することを決めた。避難区域見直しは初めてで、田村市と川内村は4月1日、南相馬市は4月16日に実施する。残り8町村は協議中で、先送リとなった。原発から半径20キロ圏への立ち入りを禁止する警戒区域も、南相馬市など3市村について解除する。
 新区域は、
・年50ミリシーベルト超で5年後も20ミリシーベルトを下回らないとみられる「帰還困難区域」
・年20超ミリシーベルトで50ミリシーベルト以下の「居住制限区域」
・年20ミリシーベルト以下で住民の早期帰還を目指す「避難指示解除準備区域」
 解除準備区域は、インフラ復旧や学校などの除染が進んだ段階で区域指定を外す。
 田村市の避難区域は解除準備区域、川内村の避難区域は居住制限区域と解除準備区域、南相馬市の避難区域は3つの区域になる。
 対策本部によると、解除準備区域となる地域の事故前の住民は3市村合計で約1万3千人、居住制限区域は約570人、帰還困難区域は2人。

◇生活再建これから 3区分に再編の南相馬住民「除染、インフラ整備を」 @福島民友(2012.3.31)
 南相馬市の避難住民は、複雑な心の内をのぞかせた。南相馬市小高区吉名から避難し、同市鹿島区の仮設住宅で暮らす男性は「自宅に自由に出入りできるようになるのは歓迎」と喜ぶ一方で、「小高区は1年間、人の手が入らなかった土地。元の生活を取り戻すまでの労力は相当なものだろう」と顔を曇らせた。
 鹿島区の仮設住宅で生活する小高区片草の女性は「非常にうれしいが、すぐに自宅で生活できるわけではないので歯がゆさを感じる」「(小高区の)若い人の多くは、区域が見直されても自宅に帰らないつもりだと聞く。雇用や公共機関の再開も含め、今まで通りの生活はできないのでは」と不安をのぞかせる。小高区が新たに3つの区域に分けられることについては「地域がさらにバラバラになってしまう」と心配した。
◇一定の評価 南相馬市長 復興への一歩 田村市長 双葉の前線に 川内村長
■タグ 河北新報 福島民友 避難区域 南相馬市 田村市 川内村 居住制限区域 避難指示解除準備区域 帰還困難区域 警戒区域
■関連URL
■添付ファイル
■管理番号 No.03610


PAGETOP
| お問合せ・所在地 | サイトマップ | 電子パンフレット | リンク・著作権 | 個人情報保護方針 |