東日本大震災復興計画情報ポータルサイト(特設サイト)

膨らむ予算 滞る執行 復興の陰で公共事業復活

■題 名 膨らむ予算 滞る執行 復興の陰で公共事業復活
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(朝日)
■概要 . 新年度予算案は過去最大の96兆円超。一般会計に加え、別枠で東日本大震災の復興費などがあるからだ。「復興特別会計」で3.8兆円を復興費にあてた。これまでの補正予算と合わせると約18兆円。政府は5年間で19兆円の復興費が必要だと想定していたのに、たった1年で9割を超える額を積み上げた。
 復興交付金は3次補正で1.5兆円がつき、新年度予算案で3千億円を積み増した。しかし、これまでにわずか2500億円しか配分が決まっていない。国土交通省や農林水産省の担当者らが、これまでの補助金の審査と同じように、手間がかかる書類などを自治体に要求しているためだ。
 新年度予算案では復興特会を含めると公共事業費が前年度より6.6%も増えた。復旧・復興や防災対策の名のもとに、止まっていた大型事業が復活したからだ。三陸沿岸道路ばかりでなく、首都圏の「東京外郭環状道路」(外環道)や群馬県の八ツ場ダムの建設再開の費用もついた。財務省幹部は「今は防災を名目にされると受けざるを得ない」。
■タグ 朝日 2012年度予算
■関連URL
■添付ファイル
■管理番号 No.03660


PAGETOP
| お問合せ・所在地 | サイトマップ | 電子パンフレット | リンク・著作権 | 個人情報保護方針 |