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がれき利用の「森の防潮堤」 岩手・大槌町で全国初の試み...

■題 名 がれき利用の「森の防潮堤」 岩手・大槌町で全国初の試み
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(岩手日報、河北新報、福島民報、福島民友)
■概要 ■震災がれき使い防潮堤 大槌「鎮魂の森」 盛り土し植樹 全国初 処理迅速化も @岩手日報(2012.5.1)
 大槌町が東日本大震災の復興計画に掲げる「鎮魂の森」づくりが30日、スタートした。住民とボランティアが震災がれきの上の盛り土に約3千本の苗木を植樹。がれきの上に植樹をして防潮堤とする全国初の試みで、処理の迅速化も期待できそうだ。町は今後、中心部の海側地域で用地取得を行いながら本格的な森づくりを進め、震災の記憶を継承する拠点とするとともに成長した樹木で津波被害を軽減させる。
 今回はモデルケースとして町浄化センター敷地内の約50メートルに、町内で発生したコンクリートや木材、土砂などのがれき約4トン分を運搬。上から土をかぶせ、高さ約5メートル、幅約15メートルのなだらかな山型の斜面に整備した。
 町は今後、中心部の海側で地権者との用地交渉が終わり次第、本格的な「鎮魂の森」の整備に取り掛かる予定。緑地公園や交流スペースとしての活用を検討する。

■がれき処理+防潮堤整備 「防災林大槌をモデルに」 環境相 仙台事業に応用 @河北新報(2012.5.1)
 細野豪志環境相は30日、岩手県大槌町を訪れ、人工林の防潮堤で津波防災を目指す民間事業「千年の杜(もり)」の植樹会に出席した。国は宮城県の仙台平野沿岸部で、類似の海岸防災林復旧事業を進める方針を打ち出しており、「大槌町を事業のモデルにしたい」と話した。

■がれき利用「森の防潮堤」 岩手・大槌町で試験 3000本植樹 @福島民報(2012.5.1)
■がれき利用の防潮堤を造成 岩手で全国初の試み @福島民報(2012.5.1)
※2紙同一記事
 東日本大震災で発生したがれきの上に樹木を植える「森の防潮堤」を試験的に造成しようと、岩手県大槌町の町浄化センターの敷地内で30日、住民らが約3000本の苗木を植えた。全国初の試みで、細野豪志環境相も参加した。
 森の防潮堤は、横浜国立大の宮脇昭名誉教授が提唱。がれきを活用し、景観保護の役割も果たせるとして注目を集めている。
 コンクリート片や流木などのがれきの上に土盛りした長さ50メートル、高さ四メートルの山の斜面に、住民らがタブノキなど16種類の苗木を植樹した。10年後には10メートル以上の高さに育つという。
■タグ 岩手日報 河北新報 福島民報 福島民友 大槌町 鎮魂の森 防潮堤 がれき再利用 リサイクル 宮脇昭 細野豪志 環境相
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