東日本大震災復興計画情報ポータルサイト(特設サイト)

【震災論戦 県議会から】 制度矛盾 なお復興の壁...

■題 名 【震災論戦 県議会から】 制度矛盾 なお復興の壁
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(河北新報)
■概要 . 宮城県議会2月定例会は1日、代表質問と一般質問を終えた。登壇した21人の質疑から見えたのは、復興を阻む規制や制度がまだ数多くある実態だ。
 小野寺初正氏(公明党県議団)が問題視したのは、市街化区域にあった住宅が津波で全壊し、市街化調整区域へ個別に移転しようとする場合、「移転先に自己または親族の土地がある」との条件を満たすよう求められる点だ。
 今野隆吉氏(自民党・県民会議)は「がれきの県外処理が進まないのは、放射性物質をめぐる基準が二つ存在するためだ」と指摘。国のガイドラインでは、がれきを再利用するなら、放射性セシウム濃度は1キログラム当たり100ベクレル以下、埋め立て処分するなら8000ベクレル以下。どちらが「安全」なのか。
 庄子賢一氏(公明党県議団)は、中小企業グループの施設復旧に補助する制度の矛盾を突いた。補助対象を「復興に不可欠な経費」と定めながら「事務機器や備品などは対象外」「学習塾の再開に机やいすは不可欠。お店にとってレジは必要ないと言うのか」と批判した。
■タグ 河北新報 震災論戦 宮城県議会
■関連URL
■添付ファイル
■管理番号 No.03797


PAGETOP
| お問合せ・所在地 | サイトマップ | 電子パンフレット | リンク・著作権 | 個人情報保護方針 |