東日本大震災復興計画情報ポータルサイト(特設サイト)

農業特区 企業とタッグ 仙台「稼げる農家」へ

■題 名 農業特区 企業とタッグ 仙台「稼げる農家」へ
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(朝日)
■概要 . 「仙台トマト農場」。イタリア料理店サイゼリヤがつくり関連農業法人が運営する。サイゼリヤがトマト農場をつくったのは昨秋。被災した田んぼ2ヘクタールを10年借り、ハウス4棟を建てた。土壌の塩分に左右されない水耕栽培で育てる。
 仙台市はトマト農場に注目する。農業特区のモデルケースといえるからだ。企業と地元農家が一緒に農業法人を作る。農家は経営ノウハウを学び、農作物や加工品を売る「販路」を提供してもらい、6次産業化でもうけを増やす。
 震災前から6次産業化に取り組む仙台市の農業生産法人「舞台ファーム」は、特区との相乗効果に期待する。カゴメや日本IBMと研究会を立ち上げ、特区にトマトやパプリカの大規模な植物工場をつくることを計画している。
 農業特区の成功への最大の課題は、農地の確保だ。サイゼリヤや舞台ファームは自ら農家と交渉して農地を借り、大規模農地を確保した。だが特区への進出企業を増やすには、そうした手間をできるだけ省き、簡単に農地を借りられるようにするのが望ましい。農家に特区の意義を理解してもらい、協力を引き出すことが欠かせない。
■タグ 朝日 仙台市 サイゼリア 仙台トマト農場 舞台ファーム 農業特区 農地 規模化
■関連URL
■添付ファイル
■管理番号 No.03804


PAGETOP
| お問合せ・所在地 | サイトマップ | 電子パンフレット | リンク・著作権 | 個人情報保護方針 |