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下水処理復旧に遅れ 被災23施設フル稼働なし

■題 名 下水処理復旧に遅れ 被災23施設フル稼働なし
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(読売)
■概要 . 津波被害を受けた岩手、宮城、福島3県の沿岸部地域にある下水処理施設の復旧が遅れている。国土交通省によると、23施設のうち11か所が稼働を停止。残る12か所で応急的な下水処理が行われている。汚泥を沈殿させて上澄みを塩素で消毒するなど簡易な方法だ。
 簡易処理された水は、水質汚濁防止法の基準には適合しているが、より厳しく定めた下水道法の基準には達していない。国交省は「緊急時なので仕方ない。公衆衛生に問題はない」としている。
 宮城県気仙沼市の漁協関係者は「養殖への影響が心配。施設が早く復旧してくれれば良いのだが」と話す。気温が高くなる夏に向け、悪臭の発生も心配される。仙台市宮城野区の南蒲生浄化センターには3万トン以上の汚泥がたまっている。昨夏は5キロ先からも臭いに関する苦情が寄せられたという。
■タグ 読売 下水処理施設 汚泥
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■管理番号 No.03807


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