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観光復興 道半ば 被災地「宿が足りない」 鉄道、観光船も復旧遅れ...
■題 名 | 観光復興 道半ば 被災地「宿が足りない」 鉄道、観光船も復旧遅れ | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(読売(夕)) |
■概要 | . 東北地方全体の観光が東日本大震災の影響から回復しつつある一方、被災地では宿泊施設や交通機関が復旧しないなど、観光の再開に高い壁が立ちはだかっている。 (地元の子と交流) 4月30日、宮城県石巻市の渡波小学校で、損壊した校舎に設置されたパネルに大人と子どもがペンキで花の絵を描いた。同市でボランティア活動を行っているNPO法人オンザロード(東京)と旅行会社「エイチ・アイ・エス」の被災地支援ツアー「元気トリップ」だ。石巻の観光は復活にほど遠い。「石ノ森萬画館」は休館中で、牡鹿半島周辺の景勝地、金華山を巡る定期船も運航していない。同市内には震災前、66軒の宿泊施設があったが、現在は49軒に減っており、同市商工観光課は「宿泊施設はほぼ、復興関係の人で埋まっている」という。 (震災前の2割) 断崖絶壁の海岸美を誇る「北山崎」を抱える岩手県田野畑村。震災前は年間約100万人の観光客が村を訪れたが、昨年は約5万人。漁師の作業小屋「番屋群」でウニやホヤなどを味わったり、「サッパ船」と呼ばれる漁船でクルーズする体験型ツアーが人気だった。しかし、番屋群が津波で流され、サッパ船クルーズだけは予約制で再開したものの、利用は震災前の5分の1。 大手旅行会社各社によると、東北地方のツアーは震災前の9割程度まで回復している。観光庁も「東北観光博」と銘打ったキャンペーンを始めた。だが、被害が甚大な三陸沿岸部は「まだ観光できる状況ではない」と対象外だ。 (大半が日帰り) 宮城県気仙沼市は、宿泊施設の半数が再開しておらず、訪れる人の大半が日帰りの被災地支援のツアー客だ。同市は3月から「観光戦略会議」を開き、観光復活の道筋を模索している。 |
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■タグ | 読売(夕) 観光振興 被災地支援ツアー 宿泊施設 石巻市 田野畑村 気仙沼市 | ||
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