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【論説】 巨大地震への備え 「二元復興」が破滅防ぐ...
■題 名 | 【論説】 巨大地震への備え 「二元復興」が破滅防ぐ | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(岩手日報) |
■概要 | . 東日本大震災を受けて、次の巨大地震の想定見直しが進んでいる。切迫しているのは、「南海トラフ」の地震と首都直下地震。いずれも大都市を抱え、わが国の行政や経済の中枢を直撃する。「最大級の地震」を想定したのは東日本大震災の教訓。東海・東南海・南海の3連動に加えて、震源域を九州まで拡大する4連動も考えなければならなくなった。一方、東京都防災会議は首都直下地震などの被害想定を見直した。 東日本大震災からの復興、そして来るべき大地震に備える対策を進める「事前復興」を並行して進めなければならない。中林一樹明治犬特任教授は、この「二元復興論」を提唱している。中林教授は「東日本大震災からの120%、130%の復興が次の巨大地震への備えになる」と強調する。単なる復旧にとどまらず、万一の時に首都圏、西日本を支える実力を持つ東日本をつくっていくことだ。復元力のある国土形成を急ぎたい。 被災地では、二度と悲劇を繰り返さないまちづくりへの模索が続く。それがそのまま日本各地のモデルとなるはずだ。 |
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■タグ | 岩手日報 論説 巨大地震 南海トラフ 東海地震 東南海地震 南海地震 首都直下地震 中林一樹 二元復興論 | ||
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