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◎災害時の要援護者支援条例を提出へ=神戸市議会4会派...

■題 名 ◎災害時の要援護者支援条例を提出へ=神戸市議会4会派
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(官庁速報)
■概要 神戸市議会の4会派(民主、自民、公明、自民党神戸)は、災害時の避難に援護が必要な高齢者や身体障害者らの個人情報を、市が地域団体などに提供し、具体的な支援策づくりを推進するための条例案を12月議会に提出する。

条例案では、災害時の要援護者の基準として、▽要介護度3以上▽身体障害者手帳1、2級▽75歳以上の高齢者らの世帯―など一定の条件を定めた。このうち同意を得られた対象者について、市が各地域の「防災福祉コミュニティ(防コミ)」や難病支援団体などと協定を結び、必要最低限の個人情報を提供する。

情報提供を受ける支援団体は、災害発生時に誰がどの支援者を援護するかなどの調整や、具体的な支援計画の策定に努める。また、地域福祉センターなどの「福祉避難所」について、要援護者が必要とする薬品や医療品の備蓄といった内容を盛り込んだ運営計画を協議することも定めた。

条例を発案した公明党神戸市会議員団などによると、要援護者の情報提供について定めた条例は、東京都の中野区や渋谷区、静岡市などで施行されている。ただ、支援者とのマッチングや福祉避難所の運営計画など、具体的な支援策を併記した条例は全国的にも珍しく、同議員団は「市が能動的に支援できる実効性のある条例として成立させたい」としている。
■タグ 官庁速報 兵庫県 神戸市 要援護者 防災福祉コミュニティ 福祉避難所
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■管理番号 No.04106


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