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◎津波避難施設で整備方針案=仙台市

■題 名 ◎津波避難施設で整備方針案=仙台市
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(官庁速報)
■概要 仙台市は、津波災害から避難するための施設整備に関する基本的考え方をまとめた。避難が可能な時間や想定される人口などの条件を設定し、避難行動シミュレーションで検証。早急に整備すべき避難施設の配置案を示した。12月にも住民説明を始め、2013年3月までに最終案を決定。13年度から施設の設計に着手したい考えだ。

考え方では、津波で浸水の恐れがある市沿岸部を対象に、津波の到達予想時間を45分に設定。地震発生15分後までに徒歩で避難を始め、避難施設に駆け上がるために必要な15分を差し引いて、避難可能な時間を15分(避難可能距離500〜900メートル)とした。

避難人口は、対象地域で見込まれる最大値を採用。避難施設の高さは2階屋上から3階程度を検討し、避難者1人当たり約1平方メートルの広さを確保する。

こうした条件を踏まえ、住宅地域からの避難手段を徒歩8割、自動車2割などとしてシミュレーションを実施。ほとんどの地域で予定した時間内に避難が完了することを確認し、10カ所の避難施設を早期に整備する必要があるとした。

一方で、住民ら全員が時間内に避難を完了するには、地域での避難計画策定や、避難しやすい道路幅の確保などが重要との課題も盛り込んだ。
■タグ 官庁速報 宮城県 仙台市 津波 シミュレーション 避難施設
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■管理番号 No.04114


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