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◎発注者によるプラント建設を検討=被災地の生コン需要対応で―国土交通省...

■題 名 ◎発注者によるプラント建設を検討=被災地の生コン需要対応で―国土交通省
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(官庁速報)
■概要 国土交通省は、東日本大震災の復興需要の高まりにより、被災地で建設資材である生コンクリートの需給が逼迫(ひっぱく)していることを受けて、工事発注者である国や被災自治体によるプラント建設が可能か検討に入った。生コンクリートの供給量を拡大することで、高騰している価格を抑えるとともに、復興事業をスムーズに進める狙いだ。

被災地では、復興工事が本格化しているのに伴い、建設資材への需要が高まっている。特に、時間がたつにつれて固まってしまう生コンクリートは遠隔地から運搬するのが困難であるという事情もあり、供給が需要に追い付いていない。生コンクリートの価格も上昇しており、速やかな復興の妨げとなっている。

民間の企業や団体にとっても、生コンクリートプラント建設には多額の投資が必要であるため、さらなる増設には踏み切りづらい。復興工事が進んだ数年後には工事発注額が減少するとみられ、投資に見合った収益を得られる保証がないためだ。

このため国交省は、工事発注者としてプラントを建設する案の検討に入った。現在、地域ごとに生コンクリート需給の見通しについて分析。復興工事の事業量に対して、供給が当面追い付かないと予想される地域を特定し、プラント建設の是非を検討する。国と同じく発注者側である被災地の県や市町村に連携を呼び掛けることも視野に入れる。
■タグ 官庁速報 国土交通省 プラント建設 生コンクリート
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■管理番号 No.04146


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