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【社説】大津波の教訓 自分の命をだれが守るか
■題 名 | 【社説】大津波の教訓 自分の命をだれが守るか | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(朝日) |
■概要 | . すべての災害を予測し、封じ込めるのは不可能だ。技術や資金の壁もある。自然災害の想定とは、いわば防御の目標を示すシナリオだ。そうとらえた上で、想定を超えた事態でもギリギリ生き延びられるよう、人間の対応力も鍛える。行政には過度に依存せず自らの命は自分で守る。それが今回の津波の大きな教訓ではないか。 近年の日本は、震災前から「想定外災害」の時代に入っていた。温暖化の影響とされる局地的豪雨の急増だ。 1年前、防災専門家が集まった内閣府の検討会で、大雨災害での避難のあり方をめぐる報告が出された。そこでは、防災は行政がやるものとの潜在意識が広がっていると指摘。行政の責任を重要としつつ、「住民の自発的な自助・共助意識の醸成が求められる」と提言した。 自然災害を恐れつつ、向き合う姿勢を社会に根付かせる。次の世代に教訓を受け継いでゆく責任が私たちにはある。 |
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■タグ | 朝日 社説 自然災害 想定外災害 自助 共助 | ||
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■管理番号 | No.00042 |