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【主張】 震災復興 インフラのシステム化を
■題 名 | 【主張】 震災復興 インフラのシステム化を | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(産経) |
■概要 | . 東日本大震災からの復興で、真っ先に設定すべきは復興計画を貫く道筋である。その太い一本を「コンクリートからシステムへ」としてはどうだろうか。大震災は図らずも、インフラが矮小な点と線によって分断されている戦後日本の致命的欠陥を露呈した。道路、港湾などの社会インフラ、電力などエネルギー・インフラのいずれも、一部の拠点が破壊されると他では保管できず、広い範囲の地域経済や社会機能がマヒしてしまう。 インフラは国家の根幹なのに、有機的に結合させネットワークとして統合する仕組み、つまりシステム化する視点が欠けていたのである。インフラをシステムとしてとらえると、コンクリートはあくまで付属物で、主はソフトウエアであることがわかる。これをこれを民間主導で設計し、技術開発力、地域間の連携を高めねばならない。さらに政府による規制を撤廃し、縦割り行政を解消すべきだ。 高速道路、港湾、空港など多くのインフラもシステム概念を導入して非常時の相互補完機能を確保すれば、民間資本の参入も現実味を帯びてくる。インフラのシステム化は新しい日本産業の機軸となって、復興と再生への見通しを確実なものにするだろう。 |
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■タグ | 産経 主張 インフラ ネットワーク システム化 ソフトウエア 規制撤廃 縦割り行政 補完機能 民間資本 | ||
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■管理番号 | No.00515 |