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yell エール 地域まとめ復興村に 貝原俊民さん 前兵庫県知事...

■題 名 yell エール 地域まとめ復興村に 貝原俊民さん 前兵庫県知事
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(日経)
■概要 . 兵庫県知事として阪神大震災の復興に携わったが、今回はその何倍もの困難を伴っている。原発事故で「巨大科学技術」が「巨大危機」に変わり得ることを再認識した。
 阪神では被災者が抽選で決めた仮設住宅に分散したため、地域のつながりが維持できなくなり、孤独死といった課題を抱えた。教訓を生かし、住宅のほか暮らしに欠かせない診療所、スーパーなどを組み合わせた「復興村」をつくり、地域がまとまった形での集落移転を実現してほしい。高齢化や人口減少といった問題は阪神大震災の当時より格段に進んでいる。こうした環境下で、高齢者の生きる力、知恵をうまく社会に組み込むことができれば、復興のモデルケースになる。
 被災した自治体、特に県は連携して「東日本広域復興機構」というような組織を構築し、生活再建に向けて住民の意見を取り入れるべきだ。被災地の状況変化に柔軟に対応でき、実りある復興につながるはずだ。
■タグ 日経 コラム 貝原俊民 阪神大震災 仮設住宅 復興村 高齢化 人口減少 東日本広域復興機構
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