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【再生への視点】 「5年」「10年」の2計画を 藤井聡氏 京都大教授...

■題 名 【再生への視点】 「5年」「10年」の2計画を 藤井聡氏 京都大教授
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(毎日)
■概要 . 「日本復興計画」を研究室の同僚らと立案し、政治家らに内容を提言している。日本復興計画は、震災から復興に関する「東日本復活5年計画」と、想定される首都直下型地震や東海地震などに耐える日本をつくる「列島強靭化10年計画」の二つに分かれる。
5年計画は、ビジョンとして「ふるさと再生」を掲げた。政府は「創造的な復興案を」と言うが、一から案を練ると時間がかかり、前例がないため失敗の可能性も高い。可能な限り元の「ふるさと」に戻しつつ、震災前の地域の問題点を是正する方が迅速かつ適正にできる。
 5年計画では「東日本ふるさと再生機構」の設置を提唱した。省庁と自治体や民間の間で、広域的、長期的に復興事業を調整する公社的な存在だ。「被災失業者」を復興事業で雇用し、復興が進む過程で彼らを新たに育つ産業へだんだん吸収する仕組みを作る。
 列島強靭化10年計画は、全国で 1)防災インフラ整備 2)エネルギー、食料自給率向上と備蓄量確保 3)交通網の多元化 4)東京一極集中の緩和をはじめ産業の分散化-などを進める。被災による失業や自粛、先行き不安による消費の縮小などで、日本経済の需要は減退している。
 放置すれば、年間数十兆円ずつ国内総生産(GDP)が減る。需要を作れない民間に代わり、公共投資で景気を下支えしないといけない。だからこそ、5年計画に加え、日本列島全体を巻き込む10年計画が必要なのだ。この計画が実現すれば、防災力の強化と共にデフレ脱却と経済成長ももたらされる。
■タグ 毎日 再生への視点 コラム 藤井聡 東日本復活5年計画 ふるさと再生 東日本ふるさと再生機構 列島強靭化10年計画 公共投資 防災力
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