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国交相  まちづくり新法制定、常磐道「ピッチあげ整備」道路ネットワークの計画前倒しに言及...

■題 名 国交相  まちづくり新法制定、常磐道「ピッチあげ整備」道路ネットワークの計画前倒しに言及
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(建設産業、建設工業)
■概要 ■津波防災 国交相表明 常磐道など計画前倒しも まちづくり新法制定 @建設工業(2011.6.21)
 国土交通省は、東日本大震災と同様の津波被害を繰り返さないようにするため、全国で防災まちづくりを推進するための新法の制定を検討する。大畠章宏国土交通相が18日、被災地の宮城県山元町で進む浸水対策現場を視察した際に語った。
 新法について大畠国交相は、政府が第3次補正予算を編成するのと並行して検討する考えを示した上で、具体的なイメージについて、「踏切が降りた状態で海岸から内陸に向かう多くの自動車が列をつくり、津波被害に遭った。浸水が予想されるような地域の鉄道の踏切を可能な限りなくす必要がある」と述べた。
 大畠国交相は今回、福島県北部、宮城県南部の被災・復旧状況を視察した。「高速道路網を優先的に仕上げる」との方針を表明。福島第1原子力発電所から20キロ圏外(避難指示区域)の常磐自動車道や東北中央自動車道福島市?相馬市間を対象に計画の前倒しを検討する意向を示した。

◇高潮対策進む山元海岸視察 本復旧 まちづくりと連携
 大畠章宏国土交通相は18日、仙台湾南部海岸の山元海岸(宮城県山元町)で進む復旧事業を視察した。台風シーズンに備え現在、実施している対策後の本復旧について、「津波に対する堤防構造の見直しと合わせて地域の復興計画、まちづくりと連携をとって進める
 この海岸は昭和40年代から海岸浸食が始まり、68年から県が海岸堤防の整備を進めてきた。特に浸食の著しい岩沼市の蒲崎海岸、山元海岸は00年度、東北地方整備局が県から事業を引き継ぎ直轄海岸として整備を行っている。
 ヘッドランドで防御されたエリアについては、津波被害が軽減された。大畠国交相は津波に抵抗したヘッドランドの津波軽減効果に大きな関心を示し、「今後のためにも研究することが大事だ」と担当者にメカニズムの解明を促した。

■大畠国交相が被災地視察 常磐道「ピッチあげ整備」道路ネットワークの計画前倒しに言及 @建設産業(2011.6.21)
 大畠章宏国土交通相は18日、福島第一原子力発電所の事故を受け、エ事がストップしている常磐道などの被災地を視察し「交通網がリンクしていなければ生活状況が安定しない。ネットワークをきちんとつくるという意味で、高速道路はピッチをあげてやらなければならない」と語り、計画の前倒しについても検討する考えを示した。
 この日は、福島市下水道管理センター、常磐道工事現場を視察後、桜井勝延南相馬市長と会談。その後、相馬市相馬中核工業団地西地区で整備が進む応急仮設住宅と相馬港、JR常磐線新地駅、山元海岸を視察した。大畠大臣は「これまでの緊急対応から本格復旧・復興に向かっているが、従来のもの(法制度)だけで考えるまちづくりの規模をはるかに超えている」と指摘。「同じことが発生しても『命が守られる』という考え方で、必要な法律があればつくっていく」という姿勢を示した。
■タグ 建設産業 建設工業 大畠章宏 国土交通相 踏切 常磐自動車道 東北中央自動車道 高潮対策 海岸浸食 直轄海岸 ヘッドランド
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