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再生可能エネによる震災復興 期待高まるも課題山積み 製造工場誘致に雇用効果...
■題 名 | 再生可能エネによる震災復興 期待高まるも課題山積み 製造工場誘致に雇用効果 | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(建設通信) |
■概要 | . 東日本大震災からの復興の柱として、太陽光発電など再生可能エネルギーの導入・拡大に強い関心が集まっている。再生可能エネルギー最大の弱点でもある、電力供給の不安定さを改善する蓄電技術が今、世界的技術競争に入っていることも踏まえ、東北復興の柱にメガソーラー設置と蓄電池製造拠点を新たに創設することを据えた、官民連携の「環境防災未来都市研究会」も17日に発足、新エネルギー環境事業への民間企業参加を呼び掛けた。 復興の柱として、太陽光、風力など再生可能エネルギーやバイオマスなどの新エネルギーを活用した環境まちづくりの提案が相次いでいる。こうした背景には、▽復興▽エネルギー安全保障問題解決▽産業振興▽環境問題解決-‐という4つの課題を再生可能エネルギー導入で同時に解決できるとの判断がある。 ただ現時点で、原発と水力と火力発電というこれまでのベストミックスが、太陽光発電など再生可能エネルギーの急増によって、余剰電力発生への対応が求められるほか、電力系統への影響が避けられないとの懸念があるのも事実だ。 20日に開かれた、日本都市計画学会主催の第7回東日本大震災連続まちづくり懇話会では、資源エネルギー庁の安永崇伸政策謀制度審議室長に対し、雇用に関する質問が飛んだ。安永室長は、「原発と火力は定期検査で大量の作業員が必要になるが、太陽光発電と風力は設置時しか雇用はない。雇用を重視するなら太陽光発電パネル製造工場を誘致した方が効果がある」と断言した。 政治家からも復興のかぎとして再生可能エネルギーだけに脚光が集まることに懸念の声が出始めた。甘利明議員は自民会議で、「この1年で既存原発はすべて定期検査に入る。再稼働しなければ日本の総発電量の3割が消失する。目の前にあるエネルギー危機にどう対処するか。その議論がなさすぎる」と訴える。 |
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■タグ | 建設通信 再生可能エネルギー 太陽光発電 風力発電 バイオマス 蓄電技術 東日本大震災環境防災未来都市研究会 雇用 安定供給 | ||
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