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7学協会が1次報告会 復興まちづくりの課題示す

■題 名 7学協会が1次報告会 復興まちづくりの課題示す
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(建設工業)
■概要 ■7学協会が1次報告会 復興まちづくりの課題示す @建設工業(2011.5.6)
 土木、建築、都市計画などの専門7学協会で組織する「東日本大震災に関する東北支部学術合同調査委員会」は4月28日、第一次報告会を仙台市内で開き、東日本大震災から約1ヶ月半の間に把握した被害状況などの調査結果を明らかにした。

委員会を構成する学協会は
・土木学会
・地盤工学会
・日本地すべり学会
・日本コンクリート工学協会
・日本建築学会
・日本都市計画学会 の各東北支部
・東北建設協会

 地震動の報告では仙台市で部分的に震度7の地点が存在したことを明らかにし、局所にも注目する必要性を指摘。地震動によって橋梁の健全度が変化した可能性があることから、橋梁長寿命化計画の評価見直し、市町村管理橋梁の早期復旧に向けた支援体制の整備などを課題に挙げた。
 液状化については、大津波により痕跡が消えたが、東北でも多発した可能性を示唆した。
 がれき処理では、浚渫土を扱う専門家として迅速・適切な方法を提案する考えを表明した。
 津波被害の対応では、今後、復興計画づくりに貢献する観点から津波浸水深に基づくハザードゾーニングの提示など行う考えを示した。
 日本建築学会は、海岸からの遠近による被害差を踏まえた建物配置(RC造、ピロティ方式、木造)のあり方を示した。
 日本都市計画学会東北支部は、実効性のある土地利用計画、街区計画をつくるため、ワークショップで住民にわかりやすい選択肢を示しながら内容を固めていくことや、7学協会で復興に向けたガイドラインを策定する必要性を指摘した。

■7学協会1次報告会 相羽東北芸術工科大教授が提案 市民主体のまちづくり後押し復興ガイドラインで具体化を @建設工業(2011.5.10)
 4月28日の「東日本大震災に関する東北支部学術合同調査委員会」第1次報告会で相羽康郎東北芸術工科大教授は、土木、建築、都市計画の専門家が連携して、市民主体で進める地域の復旧・復興を後押しするよう呼びかけた。具体的な取り組みとして、復興基本計画ガイドラインの策定など直面する課題を乗り越えるための枠組みづくりを進めることを提案した。
■タグ 建設工業 東日本大震災に関する東北支部学術合同調査委員会 土木学会 地盤工学会 日本地すべり学会 日本コンクリート工学協会 日本建築学会 日本都市計画学会 東北建設協会 橋梁 健全度 液状化 がれき処理 津波浸水深 RC造 ピロティ方式 木造 土地利用計画 街区計画 ワークショップ 相羽康郎
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