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宮城県議会 水産特区撤回を求める請願 継続審査...

■題 名 宮城県議会 水産特区撤回を求める請願 継続審査
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(河北新報)
■概要 ■宮城県議会 水産特区撤回求める請願 継続審査の公算大 @河北新報(2011.6.17)
 「水産業復興特区」構想をめぐり、宮城県漁協が開会中の県議会5月定例会に提出した構想撤回を求める請願は16日、「継続審査」となる公算が大きくなった。
 請願を審査する産業経済委員会は17日、参考人として木村稔県漁協会長を招致。請願の提出理由を聴取する。各委員は「参考人の意見を聞いてから、最終判断する」としているが、過半数を占める自民党会派内では、「採決を先送りし、継続審査にするべきだ」との意見が強まってきた。知事が21日に県漁協幹部と意見交換することを重視しており、「意見交換の結果を見守るべきだ」「浜の現状をもっと確認するべきだ」などと慎重な対応を求める声が広かっている。
 一方、改革みやぎ、社民党県議団、共産党県会議員団は請願を採択するよう求める考え。
 特区構想について、今定例会の一般質問では、自民党会派の複数議員が構想に反発。村井知事に構想撤回を強く求め、持論を譲りない知事と激しい議論になる場面もあった。

■宮城水産特区 撤回請願継続審査 県議会 知事・漁協協議見極め @河北新報(2011.6.18)
 宮城県議会5月定例会は17日の産業経済委員会で、「水産業復興特区」構想をめぐり、撤回を求める宮城県漁協の請願を継続審査とすることを決めた。21日に行う村井嘉浩知事と県漁協との意見交換の内容を見極める必要があると判断した。委員会は休会中、現地調査を行う方針。

(水産特区 溝浮き彫り 県漁協「説明一切ない」と主張 県側「浜の意欲支援」を強調)
 宮城県の「水産業復興特区」構想を議論した17日の県議会産業経済委員会は、構想に反発する県漁協と県の埋めがたい溝を浮き彫りにした。県への不信感を声高に唱える漁協側に対し、県は従来の筋論を繰り返し説明。水産業復興という共通の目標を持つにもかかわらず、両者の見解は平行線をたどった。
 木村会長は、参入企業が撤退する危険性や、サラリーマンと漁師の気質の違いなど、漁業者の論理を主張した。議員との質疑応答を含め、熱弁は1時間以上に及んだ。復興の道筋として「3年ぐらいは国の支援を受けながら、漁業者で組織した共同体で経営し、その後それぞれ独立する」と説明。行政の支援を元に漁業者が自主的に復興するイメージを語った。
 木村会長の意見陳述後、委員の質問に答えた千葉宇京農林水産部長は「民間資本が無制限に入ってくることが前提ではない。浜の意欲を精いっぱい支璋するのが県の役目」と強調した。
■タグ 河北新報 水産業復興特区 宮城県議会 宮城県漁協
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