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◎海岸防災林再生に震災がれき利用=3次補正以降に予算化へ―林野庁...
■題 名 | ◎海岸防災林再生に震災がれき利用=3次補正以降に予算化へ―林野庁 | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(官庁速報) |
■概要 | . 林野庁は、東日本大震災で津波被害を受けた海岸防災林の再生方針を示した中間報告案をまとめた。 報告案によると、宮城県を中心とする太平洋岸の海岸防災林は、219カ所、533億円(7月4日現在)の被害を受けた。塩害などで樹木が枯れるケースも目立ち、今後、松くい虫をはじめとする病虫害の発生で被害がさらに拡大する恐れがある。 黒松などを植えた海岸防災林は、主に潮害や風害、飛砂の防止といった役割を果たしてきた。今回の震災では、こうした機能に加え、津波被害に対する抑止効果に改めて注目が集まっている。 報告案は、海岸防災林の再生について原状回復を基本としつつ、平野部など土地を十分に確保できる場所に関しては「多機能海岸防災林」の造成を提唱した。具体的には、津波被害の防止機能をさらに強化するため、震災で発生したコンクリートなどのがれきで丘を造り、その上に土を盛って植樹する。 被災3県で発生したがれきは計2490万トン。うち1370万トンがコンクリートがらとされ、その処理が課題となっている。同庁は「多機能海岸防災林」への有効利用で「一石二鳥」の効果を狙う。 |
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■タグ | 官庁速報 林野庁 海岸防災林 中間報告 がれき再利用 多機能海岸防災林 津波被害 | ||
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■管理番号 | No.00896 |